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好きな事しかしないオタクの自己満♪

切ないクールビューティーキャラ3選

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個人的に好きなクールビューティーキャラを紹介します

 

クールビューティーとは

凛とした雰囲気を持つ美しい女性のこと

 

二次元界隈では「クーデレ(クールデレ)」と言われていると思います

クールでかっこいい、大人っぽいキャラという認識で書いています

 

ネタバレがある為、注意してください

 

 

・神楽(犬夜叉

 

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画像出典(http://hidesun.slmame.com/e1344330.html

 

 

 

犬夜叉とは

戦国時代を舞台にした、半妖犬夜叉と女子中学生・かごめを中心とした一行が四魂の玉のかけらを探す旅に出る冒険活劇。(ウイキペディアより)

 

サンデーで連載されていた漫画です

 

その中の登場人物である「神楽」

犬夜叉の敵である、奈落の一派です

風を操る敵で、自由に生きたいと考えているキャラです

単独行動を好んでいます

しかし、奈落に心臓を握られていて、自由に生きることが出来ない

そんな中、犬夜叉の兄である殺生丸に惹かれていきます

 

クールで冷静なキャラなので、好きって感じは出しません

頼りにしているぜって感じです(奈落を倒してほしいから)

殺生丸と神楽は敵同士なので、そんな関わりもありません

 

そんな神楽に最期が来るんですけども

そのシーンが本当に良い

 

 

深手を負った神楽

誰もおらず、一人で弱っていく神楽

 

そこに殺生丸が来るんですよね

 

殺生丸「血と瘴気の匂いを追ってきた」

 

神楽は奈落の一部なので、同じ匂いがします

 

神楽「そうか…奈落だと思って……がっがりしたかい、奈落じゃなくて」

 

殺生丸にとって奈落は倒したい相手ですから

そりゃあその匂いがあるなら来ますよね

 

殺生丸「お前だとわかっていた」

 

!!!!!!!???????

 

この一言の重さ分かりますか…

殺生丸の性格は冷酷非情

神楽に興味もありませんし、女に関してなにも思っていないようなキャラです

神楽のことを認知はしていたようですが、特別な感情があったようには思えません

そんな殺生丸が、

倒したい奈落ではなく、神楽だと分かっていて来た

来たんですよ!!!!!!

来たところで何もないのに!!!!

 

神楽「(分かっていて…来てくれたのか…)」

 

そして、神楽は微笑みながら消えてしまいます

最期に会えて、それで十分だと

 

自分だと分かっていて来てくれるっていうの、めっちゃ嬉しくないですか?

自分が存在することを認めてくれた感じ

 

私は病むと、この神楽の最期を見に来ます

犬夜叉を一通り読んでからだと、神楽と殺生丸の関係がさらに分かります

「お前だとわかっていた」の重さが分かると思います

おすすめです

 

 

・ルール―(FF10)

 

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画像出典(https://prcm.jp/album/ff0523/pic/34464537

 

 

 

 

FF10とは、

ファイナルファンタジーⅩのことであり、

スクウェア・エニックスファイナルファンタジーシリーズ10作目の作品です

ゲームですね

 

機械仕掛けの大都市「ザナルカンド」でブリッツボールというスポーツ選手として暮らしていたティーダは、試合中に突如現れた正体不明の巨大な怪物シン』によって、ザナルカンドが滅び去った1000年後の未来の世界「スピラ」へと飛ばされてしまう。
流れ着いた孤島ビサイドで出会った召喚士の少女ユウナとそのガード達と共に、ティーダは『シン』が撒き散らす死の恐怖に怯えるスピラの人々を救うため、『シン』を倒す唯一の手段「究極召喚」を求めて旅に出る。(ピクシブ百科事典より)

 

個人的に人生の中で一番好きなゲームです。大好き。

 

その中の登場人物である「ルール―」

ユウナのガードとして一緒に旅をします

ユウナ以外の召喚士と旅を経験していて、豊富な知識量でユウナをサポート

冷静沈着であり、お姉さん的存在です

 

そんなルール―には、元恋人(チャップ)がいまして

チャップは敵であるシンとの攻防で亡くなっています

 

そんな中、ルール―がチャップの話をするシーンがあります

それは、旅の途中で立ち寄った「異界」でのことです

異界とは、あの世です

そこで死者に会うことが出来ます

 

チャップは亡くなっていますから、異界にいます

逆に異界にいるってことは、死んだということが確定します。悲しい。

チャップは喋ることはできません、佇んでいる?感じでしょうか

その姿を遠くから見たルールーが呟きます

 

ルール―「彼は死んで……私は生きている。ここに来ると、よくわかるわね」

すごい冷静じゃない?しかも遠くから眺めているだけ

 

ルール―「そろそろ私も、人生前向きに考えないとね」

あっけらかんとして言います、大人だ……

 

「さよならチャップ」

 

「いつも不機嫌そうだって、あんたは言ってたけど……」

「楽しかったよ……とてもね」

 

悲しい。悲しすぎる。

当時のルール―とチャップの詳しいシーンがないので分かりませんが、

生きているときに、ルール―は楽しいよって感じを、醸し出していなかったのだと思います

クールだったんでしょうね

死んでから言うっていうね……

それがチャップに伝わることはないし…

少し後悔があったのかもしれません

 

ちゃんと言葉や態度で示さないと分からない

離れてからでは後悔するよっていう教訓になっています

でも、クールキャラにとって、それはありがちなのかもしれません

切ない。

 

 

 

・六条の御息所(あさきゆめみし

 

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(画像出典:https://bookmeter.com/books/485349

 

 



 

あさきゆめみしとは、源氏物語を漫画化したものです

 

光源氏という超モテ男が色んな女性と恋愛をする物語です

 

その中の登場人物である「六条の御息所」

光源氏より年上であり、美しくて気品があります

身分も高く、余裕のある女性でした

そんな彼女が、どんどん光源氏にのめりこんでしまいます

けれど、自分が年上であったり、身分の高い貴婦人のプライドのせいでうまくいきません

 

「あなたがわたくしから、遠ざかってゆくのを…

わたくしは石のようにだまって感じているしかない……!」

「八歳も年上のわたくしから、あなたに結婚をいいだすことはできない」

「けれども、このまま年若の恋人に去られることは、わたくしの誇りが許さない」

「遠くへいってしまいたい」

「いいえそれもできない……!あなたと離れて生きてゆくのを耐える自信がない……」

 

年上の彼女が、年下の彼氏に抱くような感情

恋人の気持ちが離れていることに気づいているのに、どうしようもできない。つらい。

 

光源氏は遊び人なので、他の女性ともどんどん関係を持ちます

彼女は次第に嫉妬に狂うようになって、生霊として光源氏の恋人たちを呪いだします

呪い殺してしまうことも

そしてボロボロになった彼女は、光源氏から離れる決意をします

 

最後の別れのシーンも悲しいです

 

恋人を呪い殺されているのに、まだ好きだという光源氏はてな?)

やり直そうと言い出します

それを振り払い、自分の気持ちを押し殺して、別れを切り出します

六条御息所もまだ好きなのにね…)

 

「何度やり直しても…変わりませんわ…わたしたちは…」

「わたくしは負けたのです…決して負けてはならぬ恋だったのです…」

「より多く愛した者が負けなのです」

 

悲しい。

生霊になってしまうほど、好きになってしまった

それが負けたということでしょうか

より多く愛した者が負けという一言は、追いかける恋が好きなオタクからすると、心が痛くないですか…

 

 

あさきゆめみしは、沢山の女性が出てきます

推しの女性が一人は出来ると思います

さまざまな恋愛、面白いです

おすすめです

 

 

 

 

他にも、

灰原哀名探偵コナン)←絶対に報われないコナンへの思いだとか

古手川唯(ToLOVEる)←気が強すぎて上手くいかないリトへの気持ちだとか

 

なんだか上手くいかないクールビューティーたち

そんな彼女たちがカッコイイし、切なくて愛おしいです